壁を超えるための転職活動
息子が4月から年長になった。
そろそろ小学生1年生が見えてきた。
今まで8時から18時まで手厚い保育に頼っていたのがなくなり、放課後は学童か、一人で家か。
小1なんて本当に園児と変わらないのに。
交通事故にあう層は、小1男児が最も多いと聞いてさらに愕然。
いわゆる、小1の壁というものについて考える。
仕事編
選択肢
1️⃣専業主婦、学校の時間に合わせて送り出し、帰りの時間に出迎え
2️⃣9-15時くらいのパートタイム。(都内ではこの勤務時間では学童に落ちそう)
3️⃣フルタイムでがっつり働き、点数をとって学童。(ただし子どもの帰宅後の時間割を考えないと、放置になる)
転職を決心
今の職場では、時短勤務は就学前までなので、このままだと、一日あたり1時間の勤務時間増になる。朝も夜も時間が減る。
理由は、実は小1の壁だけではない。能登地震があった後に、考えるようになった。
“もし仕事中に災害に遭遇したら”
核家族で、夫も私も1時間以上かけて電車で通勤している。せめて、電車が止まっても歩いて迎えに行ける距離なら・・・。
そういう意味では、小一の壁は、生活を見直す良い機会になったし、背中を後押しされたと思う。
転職と言っても実際には、「都合よく働く」なんて無理で、8:30-18:00 かつ パートでようやく雇ってもらえるくらい。「土曜も出勤できる」と言わないと条件は狭まる。
薬局薬剤師では常勤では「19時まで開局+残業」が当たり前で、17時台上がりではほぼパートの選択肢しかない。リモートワークは皆無。
漠然と考え始めた転職だが、まずは
思考の棚卸し
①息子の性格、学業について考えること
学ぶことは好きそうだが、長時間は無理そう。寂しがりや。まだまだ甘えん坊。友達はすぐできそう。
②自宅と小学校と職場の配置(朝の時間、天候、呼び出しなどで大きく関与)
近いのが一番!
③休みなどの融通
④自分のキャリア、やりたい仕事と、育児について
仕事による拘束時間をどの程度許容するかが焦点だったが、
④5年間は息子メインで考えようと思った。6 歳の子の家庭での時間を減らすことのリスクを考えて、怖くなってしまったとも言える。リスクとは、寂しさからの非行やゲーム依存、親子不仲など。
あとからは取り返せない。*1
ただ、専業主婦では生活が成り立たない。それに釣り合うメリットを提供できない(料理、家事苦手)であるため、働く選択肢のなかで
①②③を重視
5年後に、再度転職を考えることにし、他の条件面は譲歩した。
①学童
②徒歩、自転車圏内
③パートタイム(ほぼ定時)
③休み、あるいは中抜け対応できるか
自宅ー小学校ー勤務先 が徒歩圏内
そして、決めたのは徒歩、自転車圏内の職場での9−18時のパートタイム。やはり、息子を19時過ぎまで一人にするのは不安だったし、何のために誰のために働くのかを考えた上で常勤は諦めた。
とにかく、朝の時間に追われず、必要であれば一緒に登校できるのがメリット!電車遅延の影響も受けない。
平日の日中に多いと聞く、学校行事にも、近いため休まず中抜けで対応。
(現場での人間関係を構築して、受け入れてもらう努力が必要なため、4月を待たずに就職)
迷った点
収入などの条件が大幅に下がる。
今からキャリアを積み直すのか、5年後からになってもいいのか?需要はあるのか?
そもそもこれで息子の心の安定は保てるのか?
今後、少子高齢化や、AIによる業務整理も進むと考えられる中で、今と違う働き方を考える機会にもなった。
並行して、ライフワークについても考えていく。
*1:子どものことを考える時、変な癖がある。
それは、子どもがいじめで自殺を考えたらどうしよう?子どもが犯罪者になったらどうしよう?
前者だったら、無理に学校へ行かせなくてもいいかと思うし。後者では、世間体など捨てて精神科へ受診させたいと思うだろうなと。そしてこの選択肢は絶対に失敗したくはない!