自己肯定感
今、子育てに必要とされている、自分のことを信じる力。
共感力とのバランスも大切!
おさるのジョージ、かわいいですよね。
私の子どもの頃、「絵本 ものまねこざる」として読んだジョージの物語は、おさるがひっちゃかめっちゃかにするんだけれど、どこか憎めない、というお話。
実は、今思い出す肌感覚では、あまりポジティブなイメージは持っていなかった。たぶん、私は子どもの頃から要領が悪く、失敗を怖れていたからかなと、自己分析。
時は過ぎて今、息子が大好きなアニメのひとつ。もう毎日毎日、アマプラで見続けている。
時々私も一緒に見ることがあるけれど、テレビアニメになったせいか、私の立ち位置が変わったせいか、ちょっと印象が異なると感じる。
アニメのジョージの、かわいい声と首を傾げる仕草は本当にかわいい。ジョージの真似をする息子もかわいい。
そして、頭が良くて、優しいジョージ。
ジョージの創意工夫がものすごいので、これは知育にも役立つんじゃないかなって思って期待している。
でもふと、そんな単純なものではないと思った。
というか、これって親の方が学び多いのでは?
分解して考える
ジョージ
【ハチャメチャ、いろいろなことに興味を示して創作し、散らかす。すぐ忘れる。素直でかわいい。】
》》》息子そのものだ!
そして、試されているのは私(=保育者)。黄色い帽子のおじさんは絶対に大声で怒ったりしない。
【優しい】
行動の源は、おじさんや友達のためということが多いのだ。いわゆる、良かれと思ってやった。
例えば、キャンプにいかれない友達のために家をキャンプのようにする。
そんなときに、私たちは結果だけ見て、叱ったりしていないか?
結果はともあれ、友達への優しさからの行動なら、それを良い行動だと共有する。(正業感を培う)そのあとでやり方、何が失敗の原因なのかを考えればいい。
その点、黄色い帽子のおじさんは、パーフェクト。怒ることも嫌味(私はよく言ってしまう)をいうこともなく、「困ったぞ。」
ありのままの状況を声にする。ジョージと一緒に解決法を探す。
他にも、出てくる大人は寛容だ。レストランのシェフは、ジョージが何かを作るために必要な物を借りに来れば、理由を聞いて、近いものを差し出す。
アニメだからって、そうなんだけど、まずは話を聞くって、自己肯定感の入り口だ。
【遊び】
魅力についてもうひとつ。
新たな遊びの発見が多いんです。
・紙飛行機作りたい
・シンバル欲しい
・キャンプしたい
・鳥飼いたい、ハムスター飼いたい
と言い出した息子〰️
まずは、
・話を聞く
・なぜ必要なのか一緒に分解する
・できることは何かを一緒に(できれば本人に)考える
(リビングに布団を敷いて、ランプだけで話をするのが我が家のキャンプに・・・)