学びのつぼみノート

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1~4歳児のかんしゃく

 

4歳の息子がいます。

昨晩は、“大荒れ”でした。

思い通りに行かないことがあると怒るというのは、この年齢にはよくあることだと思います。冷静になった今ならそう思えます。

しかし、昨晩は、“消えて居なくなりたい”と本気で思いました。

 

しかし、このままで終わらせたくないので、分析してみたいと思い、文字にし始めました。

 

長くなってしまったので、結論を先に書きます。

 

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かんしゃくを起こしたときの対策

目標:気持ちを切り替えさせる!

・1歳、2歳は、気持ちを逸らすこと。

・3歳は好きなこと、珍しいもの。

・4歳は 自分で解決する方法を覚えさせ、 実践させる。

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“大荒れ”

私たちは、よくこの表現を使っています。

息子は赤ちゃんの頃から、声が大きく、手足の力が強いので、激しく泣くという感じでした。

初めての育児で、右も左もわからず、母子手帳に書いてある、「相談する人はいますか?」にはいつも、いいえに◯をつけていました。本質は、何を誰に相談したら良いかわからなかったんですね。

 

一歳児健診のときに、保健師さんと話していて、“こだわりが強い”という話になり、思わず首肯していました。

専門の職員の方とお話することになりました。息子に絵本を見せて、指差しや動物の名前などを言わせてテストのようなことをしながら話を聞いて頂きました。息子が楽しんでいるのを見て、緊張がほぐれていったのを覚えています。結果は、経過をみましょうということに。

特に発達障害の疑いとは言われなかったのですが、今なら、“こだわり” “かんしゃく”などのキーワードから発達障害を疑われたのだとわかります。しかしまだ一歳だったので判定には時期尚早だったのでしょう。(注参照)



判定は別にして、発達障害については常に意識しています。

というのも、10年以上前に読んだ本で、自閉症スペクトラム(連続)だと知り、自分も、目の前のこの人もスペクトラムのどこかに属しているのではないか、と思って生活していたからです。(時々、自分は相手の気持ちがわからない人間だと、思うことがあります)

息子のかんしゃくは、生活に支障があるほどのものではないと判断し、目の前の困難を除去することを目標に据えました。

 

目標は、とにかくつらい思いを軽く、短くすること。子どもも親も。

 

いろいろ経験して得た正解は、「気持ちを切り替える」ことだけでした。

ただし、切り替えかたが成長の段階によって異なることに最近やっと気づきました。

 

これに気づいたのが、4歳1ヶ月の息子の行動。思っていたよりも、自己の分析ができるようになっていました。



・1歳、2歳は、気持ちを逸らすこと!

 

言葉を話すようになっていてもまだ、理解はしていなかった。(当たり前なんだけど)

正しいことを説明したところで、子供には伝わらない。というか聞こえてない。

例:「車道に飛び出すと危ない」など伝えても飛び出そうとする。

結論:とにかく気持ちを逸らすのが正解!理由はいらない。

「あ、飛行機だ」「(シールを持ち歩いて)これ何だ?」「(感触の良いキーホルダーなど)これちょっと触ってみて」

 

・3歳は好きなこと、珍しいもの

 

体力もついて、声も大きくなり、この時期が一番きつかったかもしれない。とにかく、好きそうなもの、珍しいものを提示。

シールを持ち歩いたり、保育園の帰り道に踏切に電車を見に行く約束をするなど。

 

・4歳 自分で解決する方法を覚えさせ、実践させる。

 

これは先日読んだ、“「自己肯定感」を高める子育て”のなかで紹介されていた方法を試したものです。半信半疑でしたが、私が思っていたよりも成長していたことに気づきました。

 

簡単に説明すると、落ち着いているときに、今はグリーンゾーンにいること、怒っているときにはレッドゾーンにいること、グリーンゾーンに戻る方法を教えること。教えてから、数回怒り出したときに、今はレッドゾーン?と聞くと、1回~2回は自分から胸に手を当てて、落ち着くことができました。どこにもいないよと怒られることもありましたが。

 

今後も練習を積むことで、より上の年齢でのアンガーマネージメントにも役立つかなと期待しています。私も一緒に胸に手を当てています。

 

(注)

発達障害児の特徴3

・社会性の障害

・コミュニケーションの障害

・想像力の障害

 

判定は2歳以上で行うことが多く、理由は、0歳、1歳では発達障害と、発達の遅延との差があまりなく、見分けがつきにくいことがあるようです。

 

そろそろ子鴨ちゃんたちが見られる季節。楽しみです。